平成14年5月1日
平成14年度研究会計画概要
ファッションビジネス教育研究会
主査 真脇 郁子
  1. 主旨
    産業界から求められる人材をモットーに「ファッション産業界」「学校教育」「資格検定」などのそれぞれの要望を反映したカリキュラム開発を産学協同で研究をする。

  2. 研究活動状況
    • 第19回研究会 平成13年7月7日(大阪文化服装学院)
      ・ケーススタディ
      テーマ「望まれる専門職(技術職)、販売職の条件」
      講師株式会社ワールドSPA事業部長島津 厚志氏(執行役員)
      株式会社玉屋常務取締役森 吉男氏

      ・質疑応答
      コーディネーターMORIパーソネル・クリエイツ代表森 貞雄氏
      講師株式会社ワールドSPA事業部長島津 厚志氏(執行役員)
      株式会社玉屋常務取締役森 吉男氏

      上記の望まれる条件として、はっきりとした意思を持った、専門知識を身に付けている技術職と他人が喜んでいる姿を見て喜べる心配りの出来る販売職の専門学生に期待が述べられた。

    • 第20回合同研究会 平成13年10月6日(マロニエファッションデザイン専門学校)
      ・「研究会活動経過報告」
       主査真脇 郁子氏
      MORIパーソネル・クリエイツ代表森 貞雄氏
      主査より第18回, 19回の研究活動報告と森氏より経過報告の発表があった。

        
    • 第21回研究会 平成13年12月6日(大阪文化服装学院)
      ・対談、質疑応答
      テーマ「進化するSPAとライフスタイル提案」
      コーディネーター有限会社フィールプラン代表取締役社長山本ひとみ氏
      講師株式会社クレヨン代表取締役田中 洋氏
      株式会社パルグループ代表取締役社長井上 英隆氏

      かなめになっている専門職で生産から店頭品揃えまでわかるバイヤー能力を備えたMD職と接客か品揃えまで5年以内で社内教育をしているパルグループの実態や、洋服と同感覚の顧客に食空間を提供しているクレヨンの現状を両氏の対談から伺うことが出来た。

  3. 本年度の計画
    ファッションビジネス業界では消費者のニーズや社会環境の変化に対応出来る、新しい手法が展開がされている。その業界でプロとして活躍する人材を育成する学校教育プログラムはその変化に対応しきれているとは言い難く、当研究会でも次世代カリキュラムの提案や業界動向などの講演をまじえ情報の提供をしてきた。それらを含め、それぞれの学校教育プログラムがどのように体系化されて理論、実践とカリキュラムに反映出来ているかを調査分析し、その結果、専門委員会で今後の研究課題を絞る予定である。また研究検証として方向性を見極める為のセミナーも取り入れる予定である。

    研究実施日 7月6日(土)、10月合同研究会、12月7日(土)  
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