平成14年5月1日
平成14年度研究会計画概要
ファッションIT研究会
主査 野中 一男
  1. 主旨
    IT(情報技術)の急速な進歩、高速通信インフラの普及がファッション教育、業界でいかに活用できるか産学協同で研究していく。FB学会内でのITの活用についても同様である。

  2. 研究活動状況
    平成13年度は従来のアパレルCADでは事実上不可能とされていた、平面型紙のリアルタイムでの高精度立体着せつけと平面と立体の間でなされる、リアルタイムによるデザインの変更を実現したコンピュータによる3D衣服データ製作(DressingSim)を開発元であるデジタルファッション株式会社 の協力のもと、その実用性を探ってきた。

    また、eラーニングシステム「eWBLCC(e-Web Based Learning system with Creative Collaboration)」松下電器産業株式会社からをレクチャーしていただく機会をもうけた。

  3. 本年度の計画
    平成14年度はブロードバンドが急速に普及していることをふまえ、「eラーニングシステム(遠隔教育システム)」を研究テーマにする。学校教育はもとより、社員教育、遠隔プレゼンテーション(セールス)といった幅広い用途と実用性の可能性を探る。また、実際に研究会自体も参加者が一同に介さずこのシステムを使いおこなうことも予定している。

    FB学会・関西支部のHPも開設から4年を経過し、その間の内容の大半は年度毎にまとめ、データベース化されている。ただし、その活用状況は十分とは言えない。併用しているメーリングリストも同様である。より活発な利用を会員各位に促す。
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