平成15年5月1日
平成15年度研究会計画概要
ファッションマーケティング論研究会
主査 早川 雅明
  1. 主旨
    本研究会はファッションマーケティングの視点を生活文化度の軸に「消費者研究」、ファッション流通の軸に「リテール研究」を中心課題として、専門委員によるプロジェクトチームを構成してワークショップ運営で共同研究を行っている。研究課題を第1期「現代女子学生のファッション意識・行動に関する一考察」、第2期「世代間におけるファッション意識と行動に関する一考察」として本学会論文誌に発表してきた。第3期は昨年より中高年層「マチュア世代」のライフスタイルとそのマーケティングの研究に取組んでいる。本年度はアンケート調査を分析、考察し、論文誌に発表していく予定である。

  2. 研究活動状況
      「専門委員会」を下記の日程でワークショップを実施
    1. 平成14年3月23日 第3期・第7回ワークショップ
      中高年層のライフスタイル、マーケティングの研究設定並びに方向性の検討・まとめ

    2. 平成14年4月27日 第3期・第8回ワークショップ
      • 研究課題に対する仮説設定とアンケート調査項目の提案方法の検討
      • 質問者(数名)を数名立てて試問を実施
        
    3. 平成14年6月8日 第3期・第9回ワークショップ
      「消費者研究」、「リテール研究」の両グループとも、中高年層を仮説、検証してのアンケート・ストーリィを立案、検討。質問者への試問を検討

    4. 平成14年7月13日 第3期・第10回ワークショップ
      「消費者研究」、「リテール研究」共通のアンケート項目内容並びにグループ別質問構成を立案、検討

    5. 平成14年8月8日 第3期・第11回ワークショップ
      アンケート調査項目の最終案と実施方法(時期・地域・標数等)の確認

    6. 平成14年10月26日 第3期・第12回ワークショップ
      アンケート調査の結果集計と世代別データの過不足調整と確認

    7. 平成14年12月21日 第3期・第13回ワークショップ
      調査集計の分析データから、各担当別分野の検証発表と考察

    8. 平成15年3月18日 第3期・第14回ワークショップ
      • 日韓ファッションビジネス学会学術交流会議(5/2〜4)ポスタープレゼンテーション内容の検討
      • 担当別単純集計の発表・考察 (新会員2名の紹介)


  3. 本年度の計画
    1. 今期課題「マチュア世代のファッション意識・行動に関する一考察」(仮題)のアンケート調査による考察から「消費者研究」、「リテール研究」の研究グループ別毎にその研究課題にそって、本年度本学会に投稿予定
    2. 研究会として「これからのファッションマーケティング」関連のテキスト作成も今後の研究課題としたい。

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