平成18年6月20日
平成18年度研究会計画概要
ファッションIT研究会
主査 野中一男
  1. 主旨
    ファッション業界、教育機関において最先端な物やようやくユーザレベルまで落ちてきた物等含め、現在と今後の「IT」をどのように活用すべきか研究し、より理解を深める勉強会や指導を行う。
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  2. 研究活動状況
      日 時:2006年3月9日(木)17:00~ 19:00
      場 所:マロニエファッションデザイン専門学校 第3学舎 ITルーム
      タイトル:最新のインターネット、RFIDビジネスについて、3DCADの動向について
      目 的:以前の研究会で講演ご参加いただいた方々から最新の近況状況の要点をお伝えいただき、最新事情を把握しました。
      発表者:株式会社インヴォックモード、デジタルファッション株式会社、株式会社アルファーベーター、日本ユニシス株式会社、株式会社タカオカ、他
      内 容: 最新のインターネットビジネス・・・
      モバイルに取り組む企業増加、アパレルメーカ他の携帯サイトの事例紹介を受ける。 WEB制作業務増加、通販、ECの受注増加。など..
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      RFIDビジネスについて・・・・
      アパレル、流通で様々な実験、実用が行われた。IPv6NW型に移行。テスト導入がまだまだ多い。新たな取り組みへの危惧。コスト負担増の問題あり、商品への付帯対価等。現行再利用している。通信距離の問題。急速な電子マネーへの普及など..
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      3DCADの動向について・・・・
      海外のユ-ザ-では商品企画・サンプル作りのよりスピードアップとコスト削減の為に3Dソフトを使用している。パターン知識が少なくてもシルエット製作、デザイン線の入力で型紙作成が出来る実績とイレギュラーサイズ展開への作業効率が図れた。個人体型の3D入力から型紙作成が出来るようになっている。

  3. 本年度の計画
    • ファッションもECが商売が成り立ってきた実態を考え、実際にサイトを立ち上げ3Dからオーダメードが出来る仕組みを実証実験する。
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    • 売り場でのITの活用の動向調査
      3Dスキャナー、POS、ICタグ、ビジュアルコーディネーションツール等、MDやFAが今後どうのように変化していくか。
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    • ITを使ったファッションマーケッティングについて
      マーケットリサーチなど従来の研究所データでは算出不可能な感性部分がファッションには不可欠であり因子分析、データ解析等最新のツールを感性に置き換え、CRM等に運用する動き。

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