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|関西支部長の閉会挨拶|当日の様子
2005.8.27
ファッションビジネス学会・関西支部長の野中です。
8月27日に開催された関西支部創立10周年記念・研究発表全国大会は多数の参加者の皆様のおかげさまで大きな成果を上げ、無事終了いたしました。関西はもちろんのこと、東京、名古屋、福岡、その他の地域また韓国も含めて大勢の学会員の方々のご参加をいただき、ありがとうございました。
今回の参加者はファッション教育に携わっておられる大学、専門学校の先生方が100名強、ファッション業界の方々が約40名、学生会員が約50名で総勢200名近い参加者が出席されて、東京本部以外で行われる初めての全国大会としては予想を上回る大規模なものとなりました。
大会の午前は、マロニエ第一学舎7階ホールで9時20分から私、野中の開会宣言に始まり、9時30分より第一部の基調講演が行われました。「最近の中国事情」と題して丸紅株式会社・特別顧問の西田健一 様から1時間のご講演をいただき、中国の現状と将来について、非常に具体的で有意義な講義となりました。
続いて11時40分からの第二部シンポジュームでは、90分間にわたって本日のテーマ「明日へのファッションビジネスの変化を読む −人材のグローバル化におけるファッション教育のあり方− 」について、創・工・商・教育の4分野を代表するシンポジストの先生方(創:デザイナーの田山淳朗 先生・工:株式会社島精機の島 正博 社長・商:株式会社パルの井上英隆 社長・教育:株式会社アミコファッションズの大野順之助 先生)にお集まりいただき、繊研新聞大阪支社長の谷崎 洋 様にコーディネートしていただいてシンポジュームを行いました。各シンポジストの立場でグローバル化社会をとらえたお話を聞くことができました。
13時10分の第二部終了後、昼食休憩をとり、午後は14時から第三校舎において、6会場に分かれて24セッションの研究発表と6件のポスターセッションが発表されました。ユニバーサルファッションからITまで、生活、創造、工業、商業、教育の5分野に分かれて様々な研究発表とポスターセッションが行われました。
すべての研究発表が17時30分に終了し、その後17時40分から19時まで第三学舎の7階ホールで、第四部「情報交換パーティー」が開催されました。ファッションビジネス学会会長、大沼 淳 先生が午後の研究発表から参加され、パーティーの席上でご挨拶をいただきました。西日本支部長・東日本支部長から祝辞をいただいた後、関西支部役員として活躍していただいている株式会社パルの大谷時正 様のご発声による乾杯、さらに関西支部役員の紹介や、名刺交換など、学会員の情報交換の場として意義のあるパーティーとなり、19時に副支部長の早川雅明 様の閉会の辞で全ての行事を終了しました。
関西における初めての全国大会ということでご迷惑をお掛けすることが多々あったかと思いますが、次回(4年後という噂もありますが?)はさらに素晴らしい全国大会となるよう努力しますので、ぜひご感想やご意見などをお寄せください。
最後に来場者の皆様を初め、関西支部役員、スタッフの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
ファッションビジネス学会・関西支部長 野中一男
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