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2001年度活動報告
19981999200020012002200320042005200620072008
INDEX
2001年5月26日ファッションデザイン研究会
2001年6月2日ファッションIT研究会
2001年7月7日第19回ファッションビジネス教育研究会
2001年9月8日ファッションデザイン研究会
2001年10月7日関西支部発足6周年記念合同研究会
2001年12月1日第20回ファッションビジネス教育研究会
2002年2月16日ファッションIT研究会
2002年3月2日インターンシップ研究会
平成13年度インターンシップ研究会

日 時5月26日(土)13:30 ~ 16:30
場 所上田安子服飾専門学校
主 催ファッションデザイン研究会
主 査大江瑞子

(敬称略)

  1. 挨拶
    上田安子服飾専門学校 校長 大江瑞子

  2. テーマ「ウールストレッチからストレッチ素材を考える」
    講師(株)サンプロシード 品質管理課 課長 中村奉晃

    前回の「最新流行を取り入れたジャケットの肩処理について」の講義に続き今回はストレッチ素材を寸法変化、形状変化の二点から縫製の基本的対応テクニックのあるべき縫製技術について考察した。

    参加者の熱心な質疑応答があり終了した。

日 時6月2日(土)13:30 ~ 16:30
場 所マロニエファッションデザイン専門学校 第三学舎(新校舎)
主 催ファッションIT研究会(旧ファッションマルチメディア研究会)
主 査野中一男

(敬称略)

  1. 「コンピュータによる3D衣服データ製作(DressingSim)の近況」
    講師:坂口嘉之 デジタルファッション株式会社 取締役 工学博士
    1. サンプル映像

    2. 進行中のプロジェクト
      • トルソ原型編集システム(NINJA) 年内に可能
      • リアルタイム・クロスシミュレーション ゲーム機等で使う予定
      • イメージベースWEBコーディネーションシステム
      • 魔法の化粧鏡 カメラ付きパソコンでしみそばかすのない顔がリアルタイムに
      • VETによるファッションコンテンツ配信実験 1/20の圧縮データ WEBコンテンツを配信
      • DFR(デジタルフィッティングルーム)改良(長髪対応)
      • Panorama Scan(撮影装置)開発 新型
      • Real Time Simulatore
      • ISS

  2. 「eWBLCC(e-Web Based Learning system with Creative Collaboration)の紹介」
    講師:桐井秀樹 松下電器産業株式会社 IT教育研究所 主任
    1. IT教育研究所 2000.4.1スタート
      • ITブロードバンド時代に教育、学習のスタイルが大きく変化することを見据えてEDBLCC(クリエイティブコミュニケーション)
      • メール、チャット、アンケート、掲示板
      • 分析ツールを装備
      • imodeやBML(デジタルテレビ)に対応
      • 遠隔コラボレーション

    2. eプラットフォーム構想
      • 次期CS放送 BS/CS110度 CAS 年末から開始
      • 高画質放送+データ放送+HDD 双方向サービス 蓄積放送サービス
      • BS双方向の反応が遅い(電話回線速度)蓄積データとして書き込んでおく。
      • 何度でもみれる きれいな画面と音声で見ることができる。
      • eWBLCCにも連動する予定
      • eプラットフォーム社の中にファッションのエリアをとる予定
      • ブロードバンドが全国に展開されるのが5年後と見て、それまでは衛星を使うさまざまな課金制度がある。

日 時7月7日(土)13:30 ~ 16:40
場 所大阪文化服装学院 すみれホール
主 催ファッションビジネス教育研究会
主 査真脇郁子

(敬称略)

  1. テーマ「望まれる専門職(技術職)、販売職の条件」
    講師(ケーススタディ1)
    株式会社ワールド執行役員 SPA事業部長嶋津厚志
    講師(ケーススタディ2)
    株式会社玉屋常務取締役森 吉男

  2. 質疑応答
    コーディネーター
    (株)MORIパーソネル・クリエイツ社長森 貞雄
    講師
    株式会社ワールド執行役員 SPA事業部長嶋津厚志
    株式会社玉屋常務取締役森 吉男

    両氏から望まれる専門職として、ワールドの嶋津氏からは、はっきりとした意思を持った専門知識を身につけた技術職と自分が喜ぶのではなく他人が喜んでいる姿を見て自分が喜べる心配りの出来る人の販売職が望まれた。玉屋の森氏からはコミュニケーション能力の思いやり・コミュニケーション・マナー・人格を持ち合わせた人材が望まれるなど社会人としての一般常識を備えた専門学校生に期待があった。また質疑応答では下記の内容であった。

    1. 「各社におけるコンピユータ使用機種について」
      ワールドではVMDと店舗設計では画像処理能力の高いマックを使用し、その他はウィンドウズを使用している。

    2. 「ワールドの「プラットホーム」のしくみとデジタル化のマイナス面について」
      プラットホームは将来、オープン化を考えてることや、デジタル化のハレーションはコミュニケーションをとる事で対応が出来ている等で、IT時代の作業はデジタル化は必要である。

    3. 「専門学校における男子学生の伸ばし方、及びデザイナー・パタンナーのこれからのあり方について」
      男子学生の伸ばし方に関しては社会が受け入れる土俵がないのに入学をさせる学校に責任があるのではとの厳しいい意見であったが、大学卒業後のスキル教育や他の業態にもクリエイティビティは必要な為、ファッションだけに決めなくても教育の導入はあるとのではとの意見であった。

    4. 「各社のVMDにおけるの重要性と認識、及びその育成と採用について」
      服にアイデンティティがあるだけでは売れない時代にきているため、VMDは最重要課題である。そのためには空間で商品を見せる見せかたの技術が必要である。ワールドではセールスプロモーション課を設置して重要なポイントとしている。店頭からのビジュアル能力で身に付ける事もクリエイチィビティをみにつけたに人が望ましい為、専門学校生が有利である。

      以上の質疑応答であった。今後さらなる大変動の時代、学校教育も業界の変化に対応出来るスピードで、より専門性の高い人材育成が必要である。

日 時9月8日(土)14:00 ~ 16:40
場 所上田安子服飾専門学校
主 催ファッションデザイン研究会
主 査大江瑞子

(敬称略)

  1. 挨拶
    上田安子服飾専門学校 校長 大江瑞子

  2. テーマ「衿の立体性について」
    講師(株)サンプロシード 品質管理課 課長 中村奉晃

    衿の縫製も縫製技術として重要なパーツである。また衿の良し悪しは製品の生命である。衿の制作段階でパターンと実物の矛盾を出来る限り解消する最良とされる方法を具体的、詳細な解説があり、特に実技の紹介は参加者の大変な参考になるものであった。

    講義と実技の報告があり、参加者との積極的な質疑があり、有意義な研究会となった。

日 時9月8日(土)14:00 ~ 16:40
場 所マロニエファッションデザイン専門学校 第三学舎
主 催ファッションビジネス学会関西支部
支部長野中一男

(敬称略)

関西支部発足6周年記念合同研究会
  1. 開会(13:00~13:30)
    関西支部研究活動報告
    ファッションビジネス学会 関西支部長野中一男
    挨 拶
    ファッションビジネス学会 本部 理事徳永幹治
    ファッションビジネス学会 東日本支部鈴木 明

  2. 基調講演(13:30~14:45)
    「21世紀のファッションビジネスの課題と展望」
    宝塚造形芸術大学 教授 経済学博士 菅原正博

    現在の混沌とする社会、経済、政治を踏まえ現実の構造変化を的確に分析、把握し大所高所から、俯瞰的に21世紀のファッションマーケティングの変化と消費者文化論を論じ新しい展望と今後の課題を具対策に提案された。
    (2001年度学会論文誌で発表予定)

  3. 研究会第2部
    合同研究会(15:00~17:15 )
    AグループとBグループに分かれ分科会を実施

      ■分科会A
    1. ファッションデザイン教育研究会
      テーマ「ファッションデザイン研究会の成果の概要報告」
      上田安子服飾専門学 校長 主査 大江瑞子

    2. ファッションビジネス教育カリキュラム研究会
      テーマ「ファッションビジネス教育研究会研究概要」
      大阪文化服装学院 主査 真脇郁子
      (株)MORIパーソネル・クリエイツ 社長 森 貞雄

    3. インターンシップ研究会
      テーマ「インターンシップ研究会研究概要−事例紹介と報告−」
      オフィス・エム・ツー代表 主査 本山光子

    4. 特別報告
        次の2つの報告は2001年度学会論文誌に掲載予定

      • 「消費者文化構造の解読に対する一考察」
        相愛女子短期大学 助教授 川中美津子

      • イメージ・コンサルティング教育事業の成立条件と
        その成長機会−ファッション・マーケティング的考察−」
        宝塚造形芸術大学 大学院生 針木 文

      ■分科会B
    1. ファッションマーケティング論研究会
      成安造形短期大学 教授 主査 早川雅明

        当研究会はワークショップ形式で略毎月1回のペースで研究会を実施している。
        活動状況は第3期ファッションマーケティング論研究会をスタートし、実践で活躍の新メンバーも加わり、第5回のワークショップを向かえている。

        今期は、これまでの2期に亘り研究してきた生活者の意識・行動考察なりの消費者研究や供給サイドとしてのリテール研究を更に発展させ、中・高年を対象とした、消費者並びにマーケティング(リテール)研究をそのライフスタイル研究を掘り下げた考察で以って,消費者研究では消費・文化を軸にした生活者研究。マーケット研究ではリテール研究を軸にアパレル流通のマーチャンダイジング研究を深めて行きたいと考えている。

      • 「世代間のファッション意識と行動−既存データの再分析」
        福岡大学助 教授 弘津真澄

      • 「プライベートブランドMDの体系化とビジネスモデルの検証」
        ナカザワ・インターナショナル代表 中澤祐子

      • 「次世代型ショップのマーチャンダイジング研究」
        システムプランニング 代表 水谷米博

    2. ファッションIT研究会
      マロニエファッションデザイン専門学校 校長 主査 野中一男

      「ドレスデザインツール:DressingSimAZのデモンストレーション」
      デジタルファッション株式会社 事業開発企画 リーダー 岸川桐丸
       
  4. 交流会(17:30~19:00)

日 時12月1日(土)13:30 ~ 16:30
場 所大阪文化服装学院 すみれホール
主 催ファッションビジネス教育研究会
主 査真脇郁子
出席者23名
テーマ「進化するSPAとライフスタイル提案」
  1. 対 談
    コーディネーター
    有限会社フィールプラン代表取締役社長山本ひとみ
    講 師
    株式会社クレヨン代表取締役社長田中 洋
    株式会社パルグループ代表取締役社長井上英隆
    (敬称略)

  2. 質疑応答
    今回、コーディネーターの山本氏から両社長に会社概要、業態開発構想,専門職のあり方、社内教育、採用基準など対談形式で質問があった。またパルが大阪文化服装学院の学生をインターンシップで受け入れている状況や学生の感想なども聞く事が出来た。

    その中で、今かなめになっている専門職は、SPA化で生産MDから店頭品揃えまでわかる、バイヤー的能力を備えたMD職に注目があった。その社内教育も店頭での接客から品揃えまでの実務経験を5年以内の短期間で育成する事で時代性も伺えた。

    クレヨンのキャリアアップについて、販売は販売でキャリアアップする事で、販売を止めて本社勤務と間違える人がいる。パルの採用では学歴ではなく提案力、面白い人優先で新卒は3割位、ほとんどが店長推薦の現場で行われているが異色性にかける為、今後は考慮中である。またインターンシップでは学生のやりたい事をさせる事が、やる気を起こさせるポイントになる話であった。また受講者からは下記の内容で質疑応答がされた。

    1. 在籍中にアルバイトからの採用があるか。
      パルでは17時以降の時間枠と土日の時間枠であれば、現場(店長)の面接で受け入可能である為、希望者の名簿登録が出来る事になった。クレヨンでは飲食で週4日のアルバイトの条件を満たしていれば面接は出来るが、洋服では週に1回2回では仕事がおぼえられないのでしていない。

    2. 販売の専門知識を勉強している学生と、していない学生の採用枠について。
      パルは接客力にポイント置いていない。今の専門学校はどの学科をやってきても同じ である。デザイナーやパタンナーは基礎があるかで違ってくるが、販売は何をやっていたかではなく、感性と企画力の2点にしぼられる。クレヨンではキャリアのある人が売れなくなって悩んでいる。お客様の買い方の変化に対応できなくなって、キャリアや既成概念がかえってマイナスになっている時代である。

    3. 男子採用枠について。
      販売対象がレディースの為、枠は少ない。但しショップによっては採用をしている。体育系ではなくレディース感覚の感性が持ち備えた男性でないとやれない。クレヨンでは女性が強いのか1年以内でやめていく傾向である。来年は8人採用をしている。 質疑応答でも見られるように、販売部門の教育にどれだけの実践をカリキュラムに導入していくかが、今後の重要ポイントになってくる。

日 時2月16日(土)13:30 ~ 16:30
場 所マロニエファッションデザイン専門学校 第三学舎
主 催ファッションIT研究会
主 査野中一男

(敬称略)

  1. 野中支部長の挨拶 13:30 ~ 13:45

  2. セミナー1  13:45 ~ 14:45
    ファッションルネッサンスへの道 ―ファッションオンデマンドの構築―
    講師:坂口嘉之 デジタルファッション株式会社 取締役 工学博士

    自分の体型や素材のよさを最大限に引き出す、ファッションを、いつでもどこでも簡単に入手できる、ファッションオンデマンドの仕組みを構築すための、様々な要素技術を実演を交えて紹介され、「測る」「作る」「見る」「遊ぶ」の観点から説明があった。

    ・休憩 14:45 ~ 15:00

  3. セミナー2  15:00 ~ 16:00
    neurocube_s.jpg 「新世代ロボット「neurocube」の紹介」
    講師:椿 昇(つばきのぼる)アーティスト、IMI講座ディレクター

    1953年京都市生まれ。京都市立芸術大学美術専攻科修了。「アゲインスト・ネイチャー:80年代の日本現代美術」(1989年,サンフランシスコ近代美術館)、第45回ベニスビエンナーレ・アペルト「エマージェンシー」(1993年)、「ジャパン・トゥデイ」(1995年,ルイジアナ美術館,コペンハーゲン)「デジタル・バウハウス」(2000年,NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])など国内外にて展覧会多数。また、「漂流教室」(1997年,京都国立近代美術館)、「宇宙老人アキラ」(1999年,水戸芸術館)などのワークショップを企画。2000年ハノーバー万博日本館テラドーム監修。日本館のインタラクティブ映像を、コナミと組んで制作した。。IMIのOBも参加するデジタル・ユニット「Metapolice」主宰。 パブリックコレクション:広島市立現代美術館、博多リバレイン・アトリウムモールなど。2001年横浜トリエンナーレに室井尚氏と共にインターコンチネンタルホテルに巨大な飛蝗バルーンを設置するという「TheInsect World」を出品。中学校から大学院まで広範な領域で、美術教育にも関わっている。

  4. 質疑応答
    貴重な講演と独自の視点から新しい発想への提案あり、活発な質疑応答があり終了した。

日 時3月2日(土)13:30 ~ 16:30
場 所マロニエファッションデザイン専門学校
主 催インターンシップ研究会
主 査本山光子

(敬称略)

  1. 挨拶 オフィス・エム・ツー 本山光子

  2. 研究発表
    「インターンシップケーススタディについて」
    インターンシップケーススタディの研究方法とヒアリングによる結果についてのまとめを発表。大きくインターンシップの実施方法としては学校主導型と企業主導型、また教師の人脈による実施とに分けられる。スキルを伸ばすためのインターンシップは少なく、適職の確認、高い職業意識、責任感・自立心の形成、また企業の業務内容やコンセプトを掴んでもらうためのインターンシップが中心となっている点など、それぞれのタイプを比較検討しながらの発表が行われた。
  3. 対 談
    テーマ「コラボレーション型インターンシップのあり方について」
    講 師(財)神戸ファッション協会事務局長小野博志
    (財)阪神・淡路産業復興推進機構 高度化推進部調査役安達 淳
    コーディネーター 研究会主査本山光子

      [概要]
    • 本山氏より講師の紹介と今回のテーマの主旨が説明された。

    • 講師の小野氏からは神戸ファッション美術館で開催されている「セミナー&スタージュ」の主催者の1人として、開催の経緯と主旨について説明があった。

    • 「セミナー&スタージュ」は(財)阪神・淡路産業復興推進機構のファッションネットワーク構想推進事業の人材育成の一つの施策であること、情報ネットワークやクリエイションサポート、場の提供などセミナーで終わるのではなく、実際に活動して独り立ちしてからのサポート体制も考えられた上での人材育成である。

    • 「セミナー&スタージュ」では実際の運営と企業と学生のコーディネート役を務めていらっしゃる安達氏からは、第2回(平成13年度)のカリキュラムとセミナー、スタージュ(実習)の内容が具体的に示された。

    • 「セミナー&スタージュ」のコンセプトはクリエイターの育成であり、神戸その他の主要企業の実務者を指導者としてマーケティングやMD、店舗運営などのセミナーと、コンセプトからサンプル作成までのスタージュ(実習)で構成されている。

    • 商品のデザインや制作だけでなく、今のブランドの体系や業界全体の理解を深めるため、第2回目ではセミナーの最後に店頭研修を取り入れている。

    • また事前研修として指導に当たる企業の主要店舗について、全員のリサーチを行っている点が強調された。事前リサーチの内容は企業に対して発表され、企業側も消費者の目からの忌憚のないニーズが反映されているということで、好評を得ている。

    • 学生が1校ごとにチーム編成をして、役割分担を行いながら進める実習形式では、各自の職種に対する適性や、チームワークづくりが学べて効果が上がっている点が発表され、実際の企業の体制を学生間で疑似体験できる方式は、今後の教育システムにも積極的に取り込んでいくべき内容と考えられる。

    • 複数の企業が指導に当たる点について、その効果や問題点はないのかという質問に対して、企業によりコンセプトや企画戦略、方法が異なるが、逆にその違いを現場の人間から知ることができるので、学生にとっては一企業を知るのではなく、幅広く業界全体を見る目も養え、実態を知るという点で効果がある。

    • 参加した学校には企画の知識や、ビジネス用語などもレベルに差があると考えられるが、その点ではどのように対処していったのかという質問に対しては、敢えて細かく事務局側から指導や手助けをすることはせず、各自、各学校の自主性、積極性を引き出すことことを目的とした。全てを与えるのではなく、自主性や知ろうとする意欲を伸ばすことがインターンシップでは大切なのではないかと考えられた。

    • 参加者の中には実際に「セミナー&スタージュ」に参加している学校も3校出席しており、限られた学生の参加しかできないので単位として認定しにくい、もう少し大勢が参加できるようにして欲しいなどの要望が出されたが、これに対して、セミナーとスタージュを分けて考え、セミナーは参加人数を増やす構想があること、スタージュでは指導者の負担も大きくなり、管理しきれないという点からも第2回のような計30名程度となる点など、次年度の構想についても情報提供がなされた。最初に「セミナー&スタージュ」の概要、主旨についての説明が両氏から行われた後は、おおむね質疑応答形式で進められ、参加者は講師との間で活発な意見交換が図られた。

日 時平成13年5月19日(土)−平成14年2月23日(土)
場 所マロニエファッションデザイン専門学校
主 催ファッションマーケティング論研究会
主 査早川雅明

(敬称略)

    主査成安造形大学教授早川雅明
    主幹近畿大学教授増田大三


  1. 研究活動状況
    ワークショップ形式で委員18名でスタートしている。
    主テーマであるマチュア世代を軸としたライフスタイルを考察しマチュア世代のファッション意識・行動の研究を消費者研究並びにリテール研究に共通したアンケートを実施し現代マチュア世代を分析、解析を行い、高齢化社会のファッションビジネスの新しい提案を目指し、現在ライフスタイルの概念、位置付けについて討議し、この上で共通調査項目、内容研究を具体化させている。結果については複数の論文にし学会誌に投稿する予定である。

  2. 平成13年度ワークショップ実施実績
    開催日会 場
    平成13年5月19日(土)マロニエファッションデザイン専門学校
    平成13年7月14日(土)マロニエファッションデザイン専門学校
    平成13年8月25日(土)マロニエファッションデザイン専門学校
    平成13年9月15日(土)マロニエファッションデザイン専門学校
    平成13年11月10日(土)マロニエファッションデザイン専門学校
    平成13年12月22日(土)マロニエファッションデザイン専門学校
    平成14年2月23日(土)マロニエファッションデザイン専門学校
    平成14年3月23日(土)マロニエファッションデザイン専門学校

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